今回の建物は、ヨーロッパの伝統的木造工法(ティンバーフレーム)で作ります。
今ではヨーロッパでも珍しい、曲がった材木などを組み込み、丈夫で、どこか懐かしさもある、かわいい空間を作る予定です。曲がった材料を使うために、作業手間はすごく大変になるのですが、日本の古民家にある、曲がった梁の様な、どこか懐かしい、居心地の良い空間になるとおもいます。私的には、曲がった材木を使ってある(ヨーロッパでも昔に作られた物)は、かわいく見えるために、かわいい家とよんでいます。5月末ごろに建前予定で進めています。
今から、建前の日をワクワクして待っています。
会社で2年~3年天然乾燥をした赤松の材料です。今回のフレームでは、主役ですね。
曲がった材料に材木の形状を合わせるために、何度も、墨を書いて刻み、ピタリと合わせて行きます。
この作業がなかなか大変です。(若い弟子には良い練習ですね。)
形が見えてきました。曲がっている木は使い方によって、全然見え方が違うので難しいですね。あと4フレーム頑張ります。