地域の方と協力して、茅葺屋根の葺き替えを
行っております。
場所は坂城町にある「十六夜観月殿」
(いざよいかんげつでん)です。
十六夜観月殿は月見堂ともいわれ、
千曲川を眼下に望み、
坂城町全域を一望におさめることの
できる地に建っています。
町の名勝にも指定されている場所ですが、
長年の時間経過による劣化から
茅葺屋根の葺き替えが必要となり、ご縁をいただいて、
葺き替え工事を行っております。
この日は地域の方と協力して材料の搬入です。
材料の置き方について、職人さんから指導を受けます。
「長めの材と短めの材があり、分けて置くこと。」
「置くときは直行して重なり合うように置くこと。」
茅材は紐で丸く筒状に束ねられているので、
置き方に注意しないと転げ落ちてしまいます。
置き方を教えてもらったら作業スタートです。
テキパキと材料を運びます。
きれいに積みあがりました。
このように直行して重ねて置くと、
転げ落ちてくることがありません。
この茅が十六夜観月殿の
茅葺屋根葺き替えに使われます。
どのような屋根に変わるのか楽しみですね。